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北側斜線と「母屋下がり」についてわかりやすく解説

2026.02.05
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住宅設計を進める中で、多くの方が一度は耳にするのが「北側斜線制限」です。特に住宅密集地では、この制限をどうクリアするかがプランニングの大きなポイントになります。
その解決手法の一つとしてよく使われるのが「母屋下がり」です。

今回は、

  • 北側斜線制限とは何か

  • 母屋下がりとは

  • なぜ北側斜線対策に有効なのか

を中心に解説します。

北側斜線制限とは?

北側斜線制限は、北側隣地の日照を確保するための高さ制限です。

住宅を建築するエリアによって北側をこの高さまでにしないといけないという規制があります。

そこで採用される屋根形状が母屋下がり屋根です。

母屋下がりとは?

屋根の棟(母屋)を南側に寄せ、北側の屋根を低く抑える屋根形状のことです。

イメージとしては、

  • 南側:屋根が高い

  • 北側:屋根が低い

という非対称な切妻屋根や片流れ屋根に近い形、もしくは

北側の先端がかくんと折れた屋根を見かけることはありませんか?

なぜ母屋下がりが北側斜線に有効なのか?

北側斜線制限は、建物の高さそのものが対象です。
母屋下がりを採用すると、

  • 北側の軒先高さが低くなる

  • 斜線に当たりにくくなる

というメリットがあります。

その結果、

  • 北側にも居室を配置できる

  • 延床面積を確保しやすい

  • 総2階に近いプランが可能

など、設計自由度が大きく向上します。

※母屋下がり屋根を採用しないで斜線制限をクリアするためには、

敷地の境界線から大きく距離をとって後退する必要があるため、

建築物自体を小さくしたり、日当たりの良い南側のスペースが少なくなります。(庭が取れないなど)

母屋下がりを採用する際の注意点

便利な母屋下がりですが、注意点もあります。

① 室内天井の高さに影響

北側の2階は天井が低くなりやすいため、

  • 収納や書斎に使う

  • 勾配天井としてデザインする

などの工夫が必要です。

② 外観デザインのバランス

非対称な屋根形状になるため、
立面バランスを考慮しないと「重たい印象」になることもあります。

③ 雨仕舞・構造の検討

屋根形状が複雑になる場合、

  • 雨水処理

  • 構造バランス

を設計段階でしっかり検討する必要があります。

つくみホームズでは、母屋下がり屋根のデザイン、

直下の天井のデザイン、様々なご提案ができます!

お気軽にお問い合わせください。

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